アートライフのお子様でもわかる不動産 ㉑
家を売る時、不動産仲介業者選び方 その3
さて、前回、家を売る時、買いたい人を探してくれる仲介業者との間で結ぶ契約は、まずは必ず、一般媒介契約で、という話をしました。
この媒介契約を結ぶ際には、書面の中に、あなたがその家を売りたい金額、つまり、売却価格を書きます。
自分の家をできる限り高く売るためには、この金額をいくらにするか、めちゃくちゃ大事です!
仲介業者は、ここに書かれた金額で売りに出して、買いたい人を募集するからです。
この金額は、自分の家がいくらなら売れそうか自分自身で調べたり、
また、プロの仲介業者に調べてもらって、意見やアドバイスをもらいながら、最終的には、あなたが決めればいいんですが、
前に言った通り、買う人がいそうな中で一番高い金額、つまり、これで売れたらあなたが超ラッキーと思える金額を書けばいいです。
ただ、ここで終わりません。
もっと、大事なことがあります。
売却金額について、仲介業者と打ち合わせをするときに、一番大事のことは、最低価格、つまり、あなたがこれ以下では絶対に売りたくない金額を伝えては、絶対、ダメ!!ということです。
前に、家を売る時は、3つの金額
(「松」最高価格=これで売れたら、超ラッキー!の値段、
「竹」納得価格=これで売れたら、納得/満足の値段、
「梅」最低価格=これで売れないと困る、これ以下では絶対売りたくない値段)
を決めようという話をしましたが、
このうち、仲介業者に伝えてよいのは、最高価格と納得価格だけです。
自分の家をなるべく高く売りたければ、これだけは、守ってください。
なぜ最低価格は伝えてはダメなの?
それは、もしも、教えたら最後、不動産屋さんは、最低金額ですぐに買ってくれる人を探すからです。
ホントの話です。
これまで何度も言ってますが、仲介業者は、あなたの家を「高く」売るより、「早く」売るのが目的です。
早く売って早く手数料をもらうことを繰り返す方が、仲介業者は、儲かるからです。
仲介業者は、あなたの家を売る、つまり、契約に結び付けるお手伝いは積極的にやりますが、それは、契約に結び付ければ、仲介手数料をあなたからもらえるからです。
あなたは、家の買い手を探してきてもらい、契約が成立したら、
その褒美として、仲介手数料を支払う人
一方、仲介業者は、あなたの家の買い手をみつけてきて、契約を成立させて、その報酬として、あなたからお金をもらう人、以上です。
仲介業者は、あの手この手で、必死に、なんとか、あなたから、最低価格を探ろうとしてきます。
仲介業者さんが一番そして唯一知りたいこと、それは、「この人(売る人)は、最低いくらなら売るつもりがあるか」なんです。
そして、この最低価格をうまく聞き出すのが、できる仲介業者と言っても過言ではありません。
あなた、つまり、売り手の最低価格を聞き出せる奴=優秀な仲介業者、です。
この情報を得ることが、仲介業者にとって一番早く、手数料収入を手に入れる方法だからです。
言ったが最後、知らないあなたは、現れもしない最高価格で買ってくれる人を楽しみに待つてはいますが、
仲介業者は、最低価格でなら買いそうな買い手いち早く見つけ、
その人に「売り出し価格は〇〇だけど、いくらの値下げなら、自分なら売り手を説得できるから、今すぐ決めた方がいいよ」と迫り、契約を決めてしまおうとします。
だから、どんなに信頼できる仲介業者に、何度も何度も聞かれても、最低金額だけは、決して教えてはダメなんです。
こつい、仲介業者に言ってしまって、損をしてしまった人がどれだけいるか…
家を売る時に損をしないために、守るべき最も大事なルールです!
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