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2018年10月16日
ブログ

西五反田「地面師」グループ逮捕のニュースが流れました

先日仕事で五反田に行く用事があり、「西五反田の地面師事件は、その後どうなっているんだろう。」なんて思っていたら、容疑者逮捕のニュースが本日流れてきました。

地面師とは

地面師(じめんし)とは、不動産の所有者ではない人が、売主としてなりすまし不動産を転売し代金をだまし取る、いわゆる不動産の詐欺です。

 

昔に比べ不動産の所有権移転に必要な書類の偽造が難しくなったり、当事者の本人確認が厳しくなったため被害は減少しましたが、2017年に積水ハウスが西五反田の土地を舞台に63億円をだまし取られたというニュースが流れ、不動産業界を中心に世間に衝撃がはしりました。

身を守るのは「適切な手続き」と「経験」です

今回の詐欺事件で舞台にされた土地は、以前から様々な不動産ディベロッパーが売却に出るのを狙っていた土地でした。騙された積水ハウスも契約や決済が急かされ、不審に思う点があったにもかかわらず、誰もが欲しがるような物件であったがために手続きを進め、被害に遭いました。

 

不動産は他に同じ物件が無いため、物件によっては急かされることがあるかもしれません。しかし、急かされることと、必要な手続きを端折るのは完全に別物です。

経験というとアバウトに聞こえるかもしれませんが、不動産取引にいくつも携わっていると何となく不自然に感じることがあります。なぜか書類の提示を渋ったり、挙動不審だったり。実際に不動産従事者が、経験から不審な点を感じ取り水際で地面師の犯行を食い止めたという話もあります。

 

今回の積水ハウスの被害事件は被害金額が大きく、騙されたのが大手企業ということもあってクローズアップされましたが、地面師事件はこの事件だけではありません。

 

本日のニュースで地面師グループ十数人のうち、男女数名を逮捕したという報道が流れましたが、未だ犯行グループ全員の逮捕ではありません。

全容の解明と、今後地面師の詐欺事件が起きないように警察の捜査に期待しつつ、

引き続きこの事件の行く末に注意したいと思います。

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