【浅草寺】浅草羽子板市2019【12月17日~19日】
2019年12月17日(火)から19日(木)までの3日間、浅草寺境内で「浅草羽子板市2019」が行われます。
羽子板市は浅草の年の瀬を華やかに彩る、冬の風物詩です。
羽子板市とは?
毎月18日は観世音菩薩の縁日ですが、その年の最後、12月18日は「納めの観音」と呼ばれ大いに賑わいます。
縁日では参詣人が集まるため、日常生活用品を商うための「市」が立つように。
納めの観音でも、境内に正月用の品や縁起物を売る露店が集まるようになり、「歳の市」と呼ばれるようになりました。
「歳の市」とは、その歳の最後の市のことです。
そんな浅草寺の「歳の市」で羽子板が加わり売られるようになると、華やかさが人目をひくように。
その華やかさから押し絵羽子板が「市」の主要な商品となり、いつしか歳の市が「羽子板市」といわれるようになりました。
今では江戸時代の情景が楽しめる、浅草の年の瀬の風物詩となっています。
50軒ほどの露店が並びます
浅草羽子板市では浅草寺本堂周辺に、見事な装飾を施した羽子板や羽根、凧や正月の縁起物を売る露店が50軒ほど並びます。
江戸時代では、歌舞伎の人気役者の舞台姿を写した羽子板が市に並べられ、人々は自分の贔屓役者の羽子板を競って買い求めました。
役者さんにとっては自分の羽子板の売れ行きが、人気のバロメーターになっていたそうです。
今でも羽子板市では、定番の江戸情緒ある歌舞伎の絵柄に加えて、話題の社会風刺、時事や人気タレントなどを題材にした変わり羽子板など、多彩な作品が販売されます。
今年の羽子板市は平日開催ですが、夜9時頃まで開かれます。
お仕事終わりに少し足を伸ばして、浅草の年末の江戸情緒を感じに来てください!
今年を振り返る羽子板が並び、威勢の良い店主の口上は、見物するだけでも楽しめます。
【浅草羽子板市2019概要】
日にち:2019年12月17日(火)~12月19日(木)
時間:9:00頃~21:00頃
場所:浅草寺境内
関連した記事を読む
- 2024/04/15
- 2023/04/29
- 2023/03/20
- 2023/03/14