【都内】自転車保険等への加入が義務化されました【借家人賠償責任保険】
手軽で便利な、自転車。
自転車ブームもあり利用者が増えましたが、事故の増加と、事故を起こした際の高額な賠償命令が後を絶ちません。
そのため東京都では、自転車利用中の事故に備える保険等への加入が、義務化されました。
2020年4月1日より義務化
昨年(2019年)中の、都内で起こった事故の件数は約30,000件。
その内、自転車事故は約13,000件と約半数を占めます。
また事故の件数は減少傾向にあるにもかかわらず、自転車事故は増加傾向にあります。
現状を踏まえ、東京都では「自転車利用中の対人賠償事故に備える保険等への加入が義務化」されました。
車同様、携帯電話の「ながら走行」はより悪質とみなされるようになったり、事故の際は賠償金も高額化しています。
しかし自転車事故の賠償金が高額化しているにもかかわらず、重大な自転車事故は後を絶ちません。
そんな、自転車事故を起こした際の被害者の救済と、加害者の経済的負担の軽減を図ることを目的に、今年度より保険の加入が義務化されました。
義務違反による罰則は規定されておりませんが、相手にきちんと賠償をするため、延いてはご自身を守るため、保険は必ずご加入ください。
当社で紹介している火災保険には賠償保険も付いています
当社管理住宅にお住まいいただいている方には、借家人賠償責任保険(火災保険)にご加入いただいております。
お借りいただいているお部屋で万が一、火災や事故があった際の賠償を目的とした保険です。
ご契約時に説明させていただいておりますが、加入されたこと自体お忘れの方もいらっしゃるかもしれません。
当社でご紹介させていただいている保険には、個人賠償責任保険がセットで付いています。
こちらは日常生活において、偶然な事故を起こし、損害賠償責任が生じた際に補償してくれる保険。
自転車で他人にぶつかってしまい、ケガを負わせてしまった場合も補償の範囲に含まれます。
またこちらの保険、同居している親族や契約上認められた同居人の方も、対象になっています。
ご契約時にお渡ししているパンフレット、ぜひ今一度ご確認ください。
※自転車事故の賠償責任保険は、居住用のみに付帯されており、事業用には付帯されておりません。
※ご入居時の状況等により、個人賠償責任の内容が違う保険に加入されている場合があります。
分からないことや、補償を厚くしたい場合などありましたら、お気軽にご相談ください。
よりご安心いただけるよう、賠償額を増額できる保険も紹介できます。
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